伊東版 2019年06月06日
■初回は全員が課題、期待話す
伊東市は4日夜、若い世代の声を市政に反映させることを目的にした「未来ビジョン会議」の本年度最初の会合を市役所で開いた。本年度はまず、第5次総合計画(計画年次2021~30年)の基本構想作りに役立てるため、市の現状分析や目指す将来像、実現に向けた取り組みなどについて議論を進める。初回の会合では、委員一人一人が伊東の未来、課題、期待することなどについて自由に発言した。
委員からは、若い人にとって魅力的な職場が少ない、年を取ると暮らしにくい、若者への刺激が少なすぎる―などの声が上がった。地域の将来について、一過性のにぎわいづくりでなく恒常的に発展できる魅力づくりが必要、自然や海などの魅力を積極的に発信するべきなどの意見が出た。子育てや高齢者対策などを課題に挙げる委員もいた。
同会議の開催は3年目。本年度は観光商工業、農水産業、教育・文化などに関わる20~40代の男女20人が委員に委嘱された。総合計画をテーマにするため、福祉や公共交通などの分野から新たに委員を選んだ。再任が4人で新任が16人と、前年度から大きく顔ぶれが変わった。
小野達也市長は「若い人たちと一緒に、未来の伊東をつくっていきたい。さまざまな立場から、意見、提案を聞かせてほしい」と呼び掛けた。2回目以降は5人ずつのグループに分かれて議論を進める予定。
【写説】本年度最初の未来ビジョン会議で伊東市への思いなどを語る委員=伊東市役所