伊東版 2019年05月30日
■高ポイント者に特典賞品
伊東市は29日、2018年度に初実施した健康意識向上、健康寿命の延伸を図る独自の取り組み「いとう健康マイレージ」の特典賞品贈呈式を市役所で開いた。代表して40~49歳区分で1位となり、全6区分でも最多タイのポイントを獲得した金井美佐子さん(48)=富戸=に小野達也市長が赤沢温泉日帰り入浴券&食事券ペアチケット5千円分を手渡した。金井さんは「大変光栄に思う。(賞品は)娘と一緒に行きたい」と喜んだ。
健康マイレージは各種検診や市が実施する健康教室、介護予防など約30項目に参加すると、5~20ポイントがたまるシステム。18歳以上の市民が対象で、六つの年齢区分ごとにポイントの高い人に賞品を贈呈する。
市健康推進課によると、18年度の参加者は1万8403人。内訳は、▽39歳までが948人(5%)▽40~49歳が1751人(10%)▽50~59歳が2164人(12%)▽60~64歳が1548人(8%)▽65~69歳が3164人(17%)▽70歳以上が8828人(48%)−。賞品は各年齢区分の1位1人、2位10人、3位100人の計666人に贈る。2位はカタログギフト3千円相当、3位はクオカード500円分。
金井さんは検診など8項目で計160点を獲得した。小野市長から「周りの人にも勧めてほしい」と言葉を掛けられると、「近所の人に検診をPRしたい」と話した。
伊東市は県内でも各種検診の受診率が低いのが現状。いとう健康マイレージは19年度も実施している。
【写説】小野市長から1位の特典賞品を受け取る金井さん(右)=伊東市役所