伊東版 2019年03月29日
■プールと体育館 競技利用可能な仕様に
伊東商工会議所青年部「気鋭の会」(土屋順史会長)はこのほど、伊東市に対して「伊豆を代表するスポーツ施設建設」をテーマにした政策提言を行った。土屋会長と田中博文政策提言委員長代理らが市役所を訪れ、小野達也市長に提言書を手渡した。
老朽化した市観光会館を取り壊し、跡地に屋内プールを併設した体育施設を新設する案を示した。プールと体育館は競技利用可能な仕様とすること、高齢者や障害者に配慮した施設にすること、施設は災害時の避難スペースを兼ねること、プロチーム誘致や温泉・宿泊施設との連携など市全体の活性化に結び付けることなどを求めた。
土屋会長は「議論を重ね、青年経済人らしい提案をまとめた。ぜひ参考にしてほしい」と呼び掛けた。小野市長は「観光会館の今後については全く白紙の状態。この提言が議論のきっかけになることを期待したい」と話した。
【写説】気鋭の会が観光会館を取り壊した後に建設するよう提言するスポーツ施設のイメージ図(同会提供)
【写説】小野市長(左)に提言書を手渡す土屋会長ら=伊東市役所