伊東版 2019年01月07日
■式典や行進、一斉放水
新年恒例の「伊東市消防出初め式」が6日、市観光会館で開かれた。市消防団員ら約400人が参加し、訓示を受けて防火防災意識を高め、今後の活動に向けて気持ちを一新させた。
式典には高橋保文団長の他、小野達也市長、伊東消防署の山田聖二署長ら関係団体代表者が出席した。国旗や消防団旗への敬礼、国歌、伊東消防歌の斉唱、表彰などを行った。
小野市長は「市民の生命、財産を守るために活動してもらい、感謝している。昨年は設備を拡充したが、今後も市民と観光客の安心安全のため、関係機関と協力してサポートしたい」と式辞を述べた。
高橋団長は「団員には日夜献身的な努力をしてもらっている。地域の期待も大きく、団の活動は今後も必要。装備を活用できるよう努力を惜しまないようにしてほしい」と訓示した。
終了後、駅前から分列行進して観衆を沸かせ、藤の広場前では松川に一斉放水をした。大川橋などに市民が集まり、撮影しながらスケールの大きな放水を眺めた。
【写説】一斉に放水する消防団員たち=渚町の藤の広場前