伊東版 2019年01月05日
伊東市内の官公署や事業所で4日、2019年の仕事始め式が行われた。職員や社員はトップから年頭のあいさつや訓示を受け、気持ちを新たにして業務をスタートさせた。
■小野市長訓示「課題解決し結果を」 市役所
伊東市役所は仕事始め式で、小野達也市長が訓示を行い、井戸清司議長があいさつした。部課長をはじめ約140人の職員を前に、小野市長は「課題を一つ一つ解決し、市民の期待に応えていく。今年は(吸い上げた意見に対し)結果を出していく年。自信を持ってチャレンジしてほしい」と呼び掛けた。さらに「経験、ビジョン、情熱が必ず伊東市の発展につながっていく。自己研さんに努めてほしい」と訓示した。
井戸議長は市議会も改革を進め、議会の“見える化”を進めているとした上で「事件続きの昨年から心機一転。前年踏襲主義からの脱却をお願いしたい」とあいさつした。
■「統廃合対応へ努力」 JA
JAあいら伊豆は、伊東市宇佐美の本店で仕事始め式を開いた。土屋寿良組合長は出席した管理職、本店職員約50人に訓示した。静海支店を伊東支店、富戸支店を吉田支店、伊豆山支店を熱海支店へそれぞれ統廃合することに言及し、利用者の不便さを乗り越える対応への努力を求めた。
土屋組合長は自己改革についても触れ、「まず一人一人が笑顔で、大きな声であいさつし、親切、丁寧、迅速な対応をしてほしい。地域の皆さんから『農協があって良かった』『頼りになる』という声がもらえるよう、この一年の業務に励んでほしい」と呼び掛けた。
【写説】仕事始め式で小野市長(右)の訓示を聞く市職員=伊東市役所
【写説】仕事始め式で訓示する土屋組合長=伊東市宇佐美のJAあいら伊豆本店