伊東版 2018年09月14日
■市長「災害時避難路にも重要」
伊東市は改良工事を進める都市計画道路伊東大仁線について、電線類地中化を併せて実施したい考えを明らかにした。市議会9月定例会の一般質問で、土屋進氏の質問に答えた。
改良工事が進められているのは、県道伊東修善寺線と国道135号バイパスをつなぐ東松原町の市道区間約110メートル。小野達也市長は電線類地中化について「災害時の避難道路としても重要な役割を持つため、県と連携して進めていきたい」と述べた。
市によると、同区間の改良(拡幅)により、市街地における幹線道路とのネットワーク機能の強化を図り、市民や観光客の利便性が大きく向上する。20年度末の完成を目指して現在、地権者の協力を得ながら道路用地の買収や建物補償などを進めているという。
【写説】改良工事に合わせた電線類地中化が検討されている都市計画道路伊東大仁線=伊東市東松原町