伊東版 2018年08月04日
■現地市長「幅広い人的交流を」
伊東市の友好都市、イタリア・リエティ市の太陽の祭り50周年記念訪問団(団長・佐野博之副市長、13人)は3日、市役所で報告会を開いた。小野達也市長、伊東国際交流協会の水口進吾会長も交えてスライド上映などを行い、現地の様子を振り返った。佐野副市長によると、小野市長の親書を手渡したリエティ市のアントニオ・チケッティ市長から、スポーツや産業など幅広い人的交流を進めていきたい意向が示されたという。
■浴衣姿でパレード参加 「たる乗り競走」見学 干物など振る舞い好評
節目を迎えた同祭りへの招待を受け、市と同協会のメンバーで訪問団を結成し、7月13~19日の日程でリエティ市などを訪れた。現地ではレセプションのほか、祭りの前夜祭で浴衣や伊東温泉の法被姿でパレードに参加した。祭りの当日は友好都市提携のきっかけとなったワインだるを使った「たる乗り競走」を見学したほか、設置した伊東ブースで干物、串揚げを振る舞い、好評だったという。
佐野副市長は「手厚いもてなしが印象的で、交流をより一層深めることができた」と感想を述べた。
伊東市とリエティ市は「たる乗り競走」と「タライ乗り競走」が類似していることから民間交流が始まり、1985年7月に友好都市提携を結んだ。
【写説】前夜祭パレードで記念撮影する訪問団=イタリア・リエティ市庁舎近く