伊東版 2018年08月23日
■「にぎわい創出」探る
伊東市の20~40代の市民が市の重点施策や計画などについて協議する第5回「未来ビジョン会議」が21日夜、市内で開かれた。松川遊歩道など夜の市街を委員らが浴衣で歩き、市が進めるにぎわい演出の取り組みを視察した。
委員らは東海館に集合し、松川遊歩道、藤の広場、キネマ通りを歩いた。浴衣レンタルスペース「ゆかたび」や東海館のライトアップ、キネマ通りのアンテナショップ「ぬくもーる」などを見学し、担当者の説明を受けた。
小野達也市長はあいさつで「街並みを実際に見ることで新しいアイデアが浮かんでくる。今日の見学をインスタグラムなどSNS(会員制交流サイト)に投稿して伊東のPRをしてほしい」とあいさつした。
次回の未来ビジョン会議では今回の視察を基に▽気軽に魅力的な写真が撮れる空間をどのように創出していくか▽今後にぎわい創出・演出に必要な仕掛けづくり▽行政、委員、市民の役割−などをテーマに、にぎわい演出の意見交換を行う。
【写説】東海館を望む遊歩道を視察する委員ら=伊東市の松川沿い