伊東版 2018年06月07日
■25日、湯川皮切り 全15地区で開催―小野市長ら直接対話
伊東市の小野達也市長が市民と直接対話して意見を聞く「タウンミーティング」が25日の湯川地区からスタートする。前年度は1会場で複数地区を対象にしたこともあり10回の開催だったが、本年度は15地区全てに出向き、12月の富戸まで全15回開く。「図書館・文化ホール建設」を統一テーマに掲げるほか、地域の課題や伊東の未来についても意見を交換する。
図書館・文化ホール建設は、小野市長がタウンミーティングとともに重点に掲げる未来ビジョン会議でもテーマに据えている。小野市長は就任1年の本紙インタビューで、本年度中に場所を選定し、任期中に基本設計までは終わらせたいとの考えを示している。
前年度のタウンミーティングは延べ740人が参加し、270もの意見が出された。市の将来像・実現の方向性を示した第4次市総合計画第10次基本計画の政策目標と構想の推進に分類すると、「安全・安心で快適なまち」(安全・安心)が161件で最も多かった。
開催時間はいずれも午後7時~8時半。市内在住、在勤、在学の人が対象。小野市長のほか、若山克、佐野博之両副市長、高橋雄幸教育長らも出席する。申し込み不要。希望者は直接会場へ。問い合わせは市市政戦略課〈電0557(32)1173〉へ。
【図表】タウンミーティング日程