伊東版 2018年06月02日
■次回「文化ホール」で意見交換
伊東市の本年度第1回「未来ビジョン会議」が31日夜、市役所で開かれ、市内の商業、観光、農水産業、教育、スポーツ団体などに所属する20~40代を中心とした男女18人を委員に委嘱した。委員は前年度から半数近くが入れ替わり、自己紹介をした後、次回のテーマである「図書館・文化ホール建設に向けた整備の方向性」についての説明を担当課から受けた。
図書館・文化ホールの建設は、老朽化が進んでいることもあり、建て替えを含めた対応が急務とされる。庁内に設置されたワーキンググループは前年度、8回の会議を開いて建設候補地として5カ所(伊東駅前、マンダリン跡地、市民グラウンド、アピタ交差点南側、伊豆高原駅周辺)を選び、利便性や機能性などを比較している。次回(6月28日)からはこの取りまとめを参考に、グループワークで意見を述べ合う。
小野達也市長が市内の若者と直接意見を交わす未来ビジョン会議は前年度スタートし、市民と直接対話する「地域タウンミーティング」と共に、ボトムアップを目指す小野市政の重要な取り組みと位置付けている。あいさつで小野市長は「行政運営に関わること、皆さんが持っている夢について意見を交わしてほしい。夢を実現できる市政にしていきたい」と会議の狙いを説明した。
【写説】小野市長から委嘱状を受け取る委員=市役所