伊東版 2018年06月26日
■市民公募、団体推薦の9人委嘱
伊東市男女共同参画推進懇話会の委嘱状交付式が25日、市役所で開かれ、小野達也市長が市民公募6人、団体推薦3人の計9人に委嘱状を手渡した。交付後は第1回会合を行い、互選で会長に大村涛子さん(市民公募)を選んだ。任期は2年。
市は男女共同参画社会の実現を目指した計画「第2次市男女共同参画・あすを奏でるハーモニープラン」(2011~20年度)を策定している。懇話会は年2回開催の予定で、計画推進のため、意見や要望などの提言を行う。
男女共同参画事業の課題として、市は家事や介護の負担が女性に偏ったり、長時間労働のため家事や育児に参加できなかったりといった状況があるため、ワーク・ライフ・バランス(生活と仕事の調和)の実現に取り組む必要がある、としている。
小野市長は委嘱状を一人一人に交付した後、市としても女性が活躍できるよう、計画の実現に向けて「市内企業の見本となるよう積極的に施策を進めていく」と話した。
【写説】小野市長から委嘱状の交付を受ける懇話会委員=伊東市役所