伊東版 2018年06月15日
■23日から市 「気軽に楽しんで」
伊東市は23日、同市東松原町の伊東温泉観光・文化施設東海館内に浴衣レンタルスペース「ゆかたび」を初めて開設する。同市の「HIKARI to YUKATA(ヒカリとユカタ)」にぎわい演出事業の一環。14日、同事業実行委員会が市役所を訪れ、小野達也市長と面談し、浴衣姿で同事業をPRした。開設期間は9月30日まで。
事業は「浴衣で街歩き」を基本コンセプトに、温泉街の雰囲気を盛り上げ、市街地のにぎわいを創出するのが目的。
土屋征二委員長は「期間は限られるが、多くの人が気軽に浴衣を着て、町を楽しんでもらえたらうれしい。伊東の街と浴衣のイメージを結び付けたい」と話した。小野市長は「とにかくやってみよう。(商品割引など)統一したサービスができればいい」などと述べた。
「ゆかたび」は伊東を訪れる観光客に「浴衣」で「旅」を楽しんでもらおうと、同実行委が考えた造語。開設期間中は着付け代も含め1日、大人2千~3千円、子ども千円で貸し出す。営業時間は午前11時~午後7時。
問い合わせは同実行委事務局(市観光課)〈電0557(32)1711〉へ。
【写説】華やかな浴衣姿でPR用の撮影に臨む実行委メンバーと小野市長=市役所