伊東版 2018年04月19日
■来庁者にチラシ、温泉のもと
伊豆半島の世界ジオパーク認定を受け、伊東市は18日、庁舎2階の渡り廊下に認定を祝う横断幕(長さ約8メートル)を掲出した。観光課職員が作業を行い、「祝ユネスコ世界ジオパーク認定」「皆さまの理解、協力に感謝申し上げます」などと書かれたチラシと「温泉のもと」も来庁者に配った。
チラシを受け取った富戸の70代男性は「認定されて良かった」と喜ぶ一方、「(八幡野地区で建設が計画されている)メガソーラーが心配」とも話した。
新たな魅力官民で普及
■小野市長がコメント「整備、官民一体の普及取り組む」
小野達也市長もコメントを発表し、「大変喜ばしい結果」と熱心に活動した各地域のジオガイドらに礼を述べた。さらに「新たな伊豆の魅力を最大限に引き出せるよう、ジオサイトの整備、官民一体となった伊豆半島ジオパークの普及に取り組み、地域経済の活性化を進める」と決意も示した。
【写説】来庁者(右から2人目)に世界認定を知らせるチラシと温泉のもとを配る市観光課職員=市役所