伊東版 2018年03月02日
■19年度中の完成目指す 「女性に優しく」
伊東市はJR伊東駅前のトイレを市の「観光トイレ」として整備する。2018年度に設計を行い、19年度中の完成を目指す。市議会3月定例会の予算大綱質疑で、正風改革クラブ、民進クラブ、伊東新時代。の質問に答えた。
既存のトイレは駅舎と一体になっていることから、所有するJR東日本と協定を結んで改修計画作りや設計を進める。市は18年度予算に設計業務委託費を計上した。改修工事費については、設計を進める中でJR側と再度協議していく。
小野達也市長は「かねて市民や観光客から改修について多くの希望が寄せられていた。そこで駅前再開発の一端としてJR東日本に働きかけ、市が主体となって事業を進めることで合意を得た。今後、スピード感を持ってニーズに合ったトイレとなるよう整備していく」と説明した。
市によると、駅前観光トイレの目指すイメージは「女性に優しいトイレ」。市政モニターの意見などを参考に、広めのパウダールーム(化粧スペース)やキャリーバッグの置き場などを設けることを検討しているという。
【写説】市の観光トイレとしての整備が決まったJR伊東駅前のトイレ