伊東版 2018年03月14日
伊東商工会議所青年部「気鋭の会」(葛城武典会長)は13日、伊東市に「定住促進」をテーマにした政策提言書を提出した。葛城会長と杉本高英・地域活性委員長らが市役所を訪れ、小野達也市長に提言書を手渡した。
都市部企業で働く人をターゲットに伊東市への移住を呼び掛ける内容で、そのための施策として定住促進課の新設や空き家の活用を示した。定住促進課で空き家情報をまとめてホームページなどで発信し、在宅ワークを推奨するよう提案した。
杉本委員長は「空き家を資源と捉えて活用していくことで定住促進につなげられるのではないか。都市部企業に向けて、伊東でなら心のゆとりを得られることをアピールしていくことが大切だろう」と述べた。小野市長は「提言を前向きに検討していきたい。これからもぜひ協力してほしい」と呼び掛けた。
【写説】小野市長(左)に政策提言書を手渡す葛城会長ら=伊東市役所