伊東版 2018年03月01日
■商店街と連携し特典も
伊東市は2018年度、「HIKARI(ひかり)to(と)YUKATA(ゆかた)にぎわい演出事業」を実施する。市街地で光と浴衣を活用した取り組みを繰り広げ、温泉街の雰囲気を盛り上げてにぎわいを創出する。28日の市議会3月定例会予算大綱質疑で、小野達也市長が自民・絆、民進クラブの質問に答えた。
小野市長は、伊東駅から松川遊歩道、松川河口、伊東オレンジビーチと、市街地で大勢の人が滞在、交流する場所をライトアップやキャンドルで彩る。「浴衣で街歩き」をコンセプトに、商店街などとも連携し、浴衣での来店客に限定メニューの提供や1品サービスなどの特典を付けることで浴衣での街歩きを促し、市内の消費活性化、市民と観光客の交流の場をつくり出す、と説明した。
浴衣フォトコンテストといったイベントも開催し、その様子をSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などで発信し、温泉地・伊東のイメージアップを図る。松川タライ乗り競走や夢花火、灯籠流し、按針祭海の花火大会など、既存のイベントで浴衣を着用する仕組みも検討していくという。
市は同事業実施のため、18年度一般会計予算案に1500万円を計上している。