伊東版 2018年02月21日
■「市民の声届く市政」
伊東市議会3月定例会は20日開会、会期を3月19日までの28日間と決めた後、2018年度一般会計予算案など38議案を上程した。施政方針で小野達也市長は「対話と融和で『未来を拓(ひら)く』~夢と希望を形にするために~」を2018年度の市長経営方針に掲げ、ボトムアップ方式を継続しながら「市民の声が届く市政運営を進めていく」と述べた。
市制施行70周年の節目を迎えたことにも言及しながら「市制施行100周年の輝く未来を創造する新たな一歩を踏み出す希望の年」と位置付け、市の将来像である「ずっと住みたい また来たい 健康保養都市 いとう」の実現に向けて「自らが先頭に立って全力で市政運営に取り組んでいく」との姿勢を示した。
18年度は、行政サービスのスピードアップや利便性の向上を図るため住民票などのコンビニ交付を実施し、ナイター設備付きサッカー場をはじめとする総合スポーツ公園建設を視野に入れた調査・研究を行う。図書館・文化ホール建設に向けた基本構想案を基に有識者会議で検討し、候補地の選定などを進める。就学前1年間の幼稚園・保育園の保育料の無償化、子ども医療費の助成対象を中学3年生から高校3年生相当の年齢まで拡充する。
■28日、1日に予算大綱質疑 2日、6日に一般質問
20日開会の伊東市議会3月定例会は、28日と3月1日に予算大綱質疑、2日と6日に一般質問を行う。一般質問には7人が立つ。