伊東版 2018年01月05日
伊東商工会議所(杉本正人会頭)、伊東観光協会(稲葉良司会長)、伊東温泉旅館ホテル協同組合(稲葉明久理事長)は4日、伊東市銀座元町の同商議所で新春合同賀詞交歓会を開いた。3団体の役職員と市内の観光・商工関係者、市や県の幹部、国会議員、県議、市議ら約200人が出席。今年一年の明るい展望や飛躍と発展を願った。
杉本会頭は、昨年5月の小野達也市長就任に触れ「市の基幹産業である観光経済の発展を新たな視点を加えて進めることを期待している。経済団体も行政と協働して『住んでよし・訪れてよしの伊東』を目指したい」と力を込めた。
小野市長は、JRグループの大型観光宣伝である静岡デスティネーションキャンペーン(DC)や、ラグビーワールドカップ、東京五輪・パラリンピックといった好材料を挙げながら「伊東の発展に取り入れるために、今から準備をしてきたい」と強調した。
井戸清司市議会議長は、今年の干支(えと)のいぬについて触れ、東京タワー完成など60年前のいぬ年に起きた出来事を挙げた。「いぬ年は勢いが付く年。議会として市内経済の発展に尽くしたい」と抱負を述べた。
渡辺周衆院議員は「皆さんと力を合わせ、伊豆の観光資源を積極的にPRする年にしたい」、勝俣孝明衆院議員は「いぬ年は何かを生み出す年、伊東市が飛躍の年となるよう、皆さんと一緒に頑張っていきたい」、岩井茂樹参院議員は来年、消費税などが導入される可能性を示唆し「今年何ができるかを考えることが、素晴らしいふるさとの伊東のためになる」、中田次城県議は「世界ジオパークが認定される絶好の機会の今年、伊豆半島のために力を発揮したい」などと語った。
【写説】賀詞交歓会で年頭のあいさつをする杉本会頭=伊東商工会議所