伊東版 2018年10月03日
伊東商工会議所(杉本正人会頭)、伊東観光協会(稲葉良司会長)、伊東温泉旅館ホテル協同組合(稲葉明久理事長)は2日、伊東市の小野達也市長に2019年度の市政に関する要望を行った。3団体の代表が市役所を訪れ、小野市長に要望書を手渡した。
要望はJR伊東駅前整備や中心市街地の回遊性向上、道路・海岸整備、訪日外国人対応の充実など。新規1項目と継続8項目の計9項目を要望した。
伊東駅前整備に関しては、「JRと連携して、駅構内へのインフォメーションセンター設置を」などと観光案内所機能の充実を求めた。小野市長は、JR側に駅舎改修の考えがあることを示した上で、「協議を進めている。できればワンストップで観光案内ができる機能を持たせたい」などと答えた。
3団体はこのほか、サイクリングロードの整備や文化ホール建設、伊東オレンジビーチを中心とした海岸整備などを要望した。杉本会頭は「行政と民間団体が一体となって市内経済の活性化に取り組むことが大切。予算措置や施策の推進をお願いしたい」と訴えた。
【写説】小野市長(右)に要望書を手渡す杉本会頭ら=伊東市役所