伊東版 2018年10月28日
伊東市は24日、市の公募に応じた新任の消費生活相談員に対する委嘱状交付式を開いた。消費生活アドバイザーの資格を持つ裾野市伊豆島田の元会社員大沼敏男さん(67)に、小野達也市長が委嘱状を手渡した。任期は来年3月31日まで。
相談員は毎月2回、消費者被害やトラブルなどの相談に対応する。5月の消費者月間キャンペーンなどにも参加する。大沼さんは「微力ながらスタッフと協力して頑張りたい。被害の未然防止のための活動にも取り組む」と決意を述べた。
小野市長は「最近は特殊詐欺や商品トラブルなどが増えている。市民生活の安全のため、アドバイザーの資格を生かして的確なアドバイスをお願いしたい」と呼び掛けた。
【写説】消費生活相談員の委嘱状を受け取る大沼さん(左)=伊東市役所