伊東版 2018年10月11日
■部ごと市長の意向確認
2019年度予算編成に向け、伊東市の「第3回課長会議(『未来を拓(ひら)く』マネジメントディスカッション」が10日、市役所で始まった。19年度の市長経営方針「対話と融和とチャレンジで『未来を拓く』」に基づき、副市長ヒアリングを踏まえた上で部ごとに新規事業、施策展開について小野達也市長の意向を確認した。初日は企画、上下水道、健康福祉、危機管理の各部が臨んだ。12日まで。
企画部はボトムアップによる簡素で効率的な行政の実現、市民満足度の向上、情報セキュリティーの強化など部の業務執行方針を述べた後、課ごとの取り組みを説明した。行政経営課は、▽行財政改革の推進▽人材育成事業の推進▽職員の健康保持・増進の推進−を柱に据え、未来ビジョン会議はグループワークも含めて月2回程度開催していく、と報告した。総合計画の策定にも関わってもらう予定、とも述べた。
小野市長は「ボトムアップで対話、融和を進めている。少しずつ成果も出ているのでさらに拡大していきたい」と述べ、市民満足度をどう向上させていくか、などについて意見を求めた。
今後、12月に市長ヒアリングと副市長査定、1月に市長査定を行い、2月中旬に予算案公表の予定。
【写説】小野市長(中列右から2人目)に新年度の主要事業などを説明する企画部の部課長(手前)=伊東市役所