伊東版 2017年09月02日
■「旅行ではできない経験」
交換留学で伊東市の友好交流都市アゼルバイジャン・イスマイリ州に派遣されていた明治大1年の梅原大我さん(19)と県立伊東高2年の鈴木尊士さん(16)、市善意通訳の会会長の稲葉尚子さんは31日、市役所で小野達也市長に帰国報告を行った。
3人は8月13~26日の間、同州でホームステイし、ワイン工場やじゅうたん工場の見学などを行った。学校の生徒、村人との交流、料理の感想などを話した。
梅原さんは「現地の人たちは知らない人にここまで優しくできるのかと思うほど優しかった。旅行ではできない経験ができた」と話し、鈴木さんは「初めて海外に行った。食事は常にパンがあって日本との違いを感じた。子どもたちとサッカーをしたことがいい思い出」と振り返った。
小野市長は「一度訪れてみたいと思う。経験を生かしてほしい」と話した。
交換留学は今年で3回目。同州から派遣された留学生は8月上旬に伊東市を訪れている。
【写説】ホームステイ先で食事を楽しむ派遣学生の鈴木君(左手前)と梅原さん(右から2番目)=アゼルバイジャン・イスマイリ州