伊東版 2017年08月05日
■「日本で医療の勉強したい」
伊東市の友好交流都市、アゼルバイジャン・イスマイリ州との交換プログラム参加者と中国・臨沂(リンイー)市から伊東市を訪れている学生ら9人が4日、市役所を訪れ、小野達也市長と懇談した。
イスマイリ州からは第一セカンダリースクールのスグラ・アガマリエファさん(16)とメヒン・アクバルリさん(15)、教師のシャヒン・シャプール・ガンジェフさん、臨沂市からは中国政法大大学院の李暁桐さん(23)、中国海洋大外国語学院の陳静宜さん(20)、同市第一中学の超弘皓さん(17)が訪れている。6人は13日までホームステイしながら伊東に滞在し、灯籠流しなども体験するという。
明治大1年の梅原大我さん(19)、伊東高2年の鈴木尊士さん(16)、市善意通訳の会会長の稲葉尚子さんの3人は、13~27日の日程でイスマイリ州に派遣される。
懇談でアガマリエファさんは、流ちょうな日本語で「日本で医療の勉強をしたい」との希望を語った。梅原さん、鈴木さんはアゼルバイジャンに行く機会が得られたことに感謝した。小野市長は「海の花火大会など、按針祭を楽しんでいってほしい」と言葉を掛けた。稲葉さんらにはイスマイリ州知事と駐アゼルバイジャン日本大使への親書を託した。
今回の受け入れ、派遣は、伊東ホームステイボランティアの会とPTPI伊東支部が合同で行っている。
【写説】小野市長にあいさつする梅原さん(中央)=市役所